2017年07月30日

ベルセルク 39


ベルセルク 39 (ヤングアニマルコミックス)
ついにパックの故郷・妖精島に到着したガッツ達。キャスカの心を取り戻すため、妖精王の元へ急ぐが!?

やっと妖精島に着いたよ!
(そこへ至るまでの旅路が長すぎて、だいぶ忘れちゃったけど・汗)

強敵は出現せず、どんどん展開が進み、キャスカがついに心を取りもどすのか?
というところで終わり。ああ、続きが気になる。忘れないうちに次巻を!
――しかし冬まで休載だそうでして…………涙

どうやらキャスカが本当に愛していたのは、○○○(伏せ字する必要がないほど明らかなんですが、それでも念のため)らしい。おそらく出会ったころの。
ということは、キャスカを○○○のもとへ連れていき、○○○の本当の望みが叶ったことで、世界が秩序を取りもどして、ガッツとともに残りのゴッドハンドを倒し、ハッピー・エンド???
……という超おおざっぱな展開を予想しました。
当たるか外れるかと答えが出る前に、完結すればいいんですが。

デジタル化したためか、以前より仕上がりが違ってました。線での書き込みが減って、ツルンとした感じ。
作業的軽減があるのなら、もっと早くデジタル化してもよかったほど、話を進めて欲しいのが個人的要望です。
posted by 夏 at 23:56 | TrackBack(0) | コミック(少年・青年) | 更新情報をチェックする

ポーの一族 ~春の夢~ 40年ぶりの続編はサスペンスチック。


ポーの一族 ~春の夢~ (フラワーコミックススペシャル)
不朽の名作「ポーの一族」から40年。ついに新作の続編がコミックスに!!
永遠の時を生きるバンパネラ(吸血鬼)であるエドガーとアランは、
1940年代戦火のヨーロッパ、イギリス郊外でナチスドイツから逃れてきたドイツ人姉弟と出逢う・・・
そしてその出逢いが新たな運命の歯車をまわす―――

発売日にダウンロードしました!

……予想どおりというか、やっぱりというか、当時の絵柄と違うのはもちろん、雰囲気がかなり違ってました。叙情的だったのが、リアルな群像劇に変わってた――そもそも、90年代ぐらいからずっと群像劇っぽかったのだから、叙情的なのを期待はしてなかったですけども。

エドガーがあまり変わってないのがよかった。が、アランがひたすらわがままだけなので、以前より子供っぽくなったような……。
そして新キャラの同族登場によって、ストーリーに深みが出てます。バンパネラの一族の設定が明快に解けていくのが面白かったです。昔はぼんやりとしていて、ファンタジックだったのが、サスペンスちっくになったのに好みがわかれるかも。私はサスペンス系のほうが好きですが。

というわけで、これはこれで別のポーの一族として読めば面白いです。バンパネラ一族の謎が解け始めたところで、終わったから、次巻もあるのでしょうか。そんな雰囲気で終わってました。

レビューもわたしと同じ意見が目立っていて、当時と別の作品として読めば素晴らしい。というものがほとんどでしたw なかには納得できない、というのもあって、とくにリアルタイム読者だとそう思うのかもしれません。
私は80年代後半ぐらいから萩尾作品を読み始めたので、ぎゃくに始めてポーの一族を読んだ時あまりにも雰囲気がちがうから、びっくりしましたけど。

でもずっと同じ作風だと飽きられます。その時代、時代の流行があるし、作者も歳を重ねれば若い時と異なった価値観や感性に変わりますし、とくに少女漫画はその傾向が強いです。
デビューされてからずっと第一線で活躍されているだけあり、ストーリーの巧みさで楽しめます。ラストが少し悲しいけど、それもポーらしいです。
posted by 夏 at 21:27 | TrackBack(0) | コミック(少女・女性) | 更新情報をチェックする

フイチンさん 全10巻~日本初の女性漫画家。波乱万丈の一生ドラマ。


フイチン再見!(1) (ビッグコミックス)
漫画家・上田としこ。1917年(大正六)生まれ、2008年(平成二〇)没。これは、まだ誰も歩いたことがなかった「女流漫画家」という道を拓いた一人の実在した「女」を主人公とした物語である。上田としこという一人の素っ頓狂な少女が、戦前の満州ハルピンの高く広い空に、想像の絵を思いうかべた時から、日本の、女の、「漫画の歴史」ははじまったともいえる。村上もとかが渾身の力を込めて描く、漫画の青い青い春。

日本初の女性漫画家の生涯を描いたドラマ。まるで小説のような濃い内容。
満州生まれのとしこが当時、偏見が強かった漫画家への道を歩むのですが、それがもう波乱万丈そのもの。青春時代、ちょうど戦争があったため、マンガどころじゃない日々もあります。それでも明るくめげず、満州から帰国するシーンがむごいにもかかわらず、はらはらしながら読めました。

戦争に負けたとたん、今まで仲良くしていた○国の人の豹変ぶりが恐ろしい。が、最後まで親しくして、心を尽くしてくれた使用人たちもいたから、どこにもいい人とそうじゃない人がいるんだ、なと。
あと、当時の東京の描写がたくさんあって、それもまたレトロでよかったです。あの手塚先生の意外な一面も描かれたり、漫画界のころもあったりと、濃い内容でした。

複雑だった父と母の関係、父の戦犯死刑、そしてその影響を受けた姉は生涯未婚で、としこを支えてましたが、兄は戦死、弟は戦時の病気が原因で40代で死去。
女ばかりの家庭を支えるため、戦後再デビューをして必死に漫画を描きます。結婚もそれでうまくいかず離婚。後年は若い新人たちが活躍できるように――とくに女性たちへの道を開きます。まさしく漫画の母。

明るくめげず、妥協せず、強く、そして男たちにも負けず、どこまでも突き進む姿は漫画家というより、開拓者そのものでした。だからこそ、日本初の女性漫画家(当時は少女漫画も男性が描いていた)になれたのでしょう。昨今のような内向的な性格だったら、まず無理そうだ(^_^;)

満州と女性漫画家いうフレーズで興味を持って購読したのですけど、残念ながら、この作品を読むまでフイチンさんは知りませんでした。たしかに絵は見覚えあるんですけど、どんな作品なのか、ぜひ読んでみたいです。電書ででないかな……。
posted by 夏 at 21:10 | TrackBack(0) | コミック(少女・女性) | 更新情報をチェックする