2017年07月30日

ベルセルク 39


ベルセルク 39 (ヤングアニマルコミックス)
ついにパックの故郷・妖精島に到着したガッツ達。キャスカの心を取り戻すため、妖精王の元へ急ぐが!?

やっと妖精島に着いたよ!
(そこへ至るまでの旅路が長すぎて、だいぶ忘れちゃったけど・汗)

強敵は出現せず、どんどん展開が進み、キャスカがついに心を取りもどすのか?
というところで終わり。ああ、続きが気になる。忘れないうちに次巻を!
――しかし冬まで休載だそうでして…………涙

どうやらキャスカが本当に愛していたのは、○○○(伏せ字する必要がないほど明らかなんですが、それでも念のため)らしい。おそらく出会ったころの。
ということは、キャスカを○○○のもとへ連れていき、○○○の本当の望みが叶ったことで、世界が秩序を取りもどして、ガッツとともに残りのゴッドハンドを倒し、ハッピー・エンド???
……という超おおざっぱな展開を予想しました。
当たるか外れるかと答えが出る前に、完結すればいいんですが。

デジタル化したためか、以前より仕上がりが違ってました。線での書き込みが減って、ツルンとした感じ。
作業的軽減があるのなら、もっと早くデジタル化してもよかったほど、話を進めて欲しいのが個人的要望です。
posted by 夏 at 23:56 | TrackBack(0) | コミック(少年・青年) | 更新情報をチェックする

2017年07月17日

モンテ・クリスト伯~あの大長編古典をなんと単行本1冊にまとめた神業漫画 他


モンテ・クリスト伯爵 (ジェッツコミックス)
↑アレクサンドル・デュマの大長編を驚いたことに一冊の漫画本にまとめた作品。デビュー作のため、編集サイドが「どうしても1冊で描いて欲しい」と条件があったとか……。
そうなるとありがちなダイジェスト版を想像したんですが、レビューの評価が高かったので購読してみました。ほとんど違和感無し。後半は駆け足だったものの、離れ島の監獄に入れられるシーンとか、復讐を誓うまでの前半はドラマチックな仕上がりです。
そしてイラストが美しいので、19世紀の社交界もたのしめてお得な内容でした。長すぎて巌窟王しか読んだことないけど(ほとんど内容忘れていましたが)大満足な一冊でした。せめて3巻ぐらいまでの長さだったら、よかったのになーというのが、唯一の残念ポイントです。それだけ面白かった。原作を読みたくなります。

↓その他読了マンガ

ダンジョン飯 4巻 (HARTA COMIX)
↑ついにファリンが生き返る――も、嫌な予感の伏線がちらほら……。次巻がどうなるのか楽しみ。ありがちなゲームファンタジーを題材にしながらも、ご都合主義に走らず、シビアな世界観と細かい設定が素晴らしい作品。


逃げるは恥だが役に立つ(9) (Kissコミックス)
↑完結巻。みくりたちは予想通りのハッピー・エンド。そしてずっと気になっていた百合さんの恋愛の行方が描かれています。超年の差カップルだけあって、将来のこととかいろいろ悩んではいるのですが、「今」を精一杯生きて楽しむその姿がよかったです。この作品はライトな切り口にも関わらず、いろいろ考えさせられました。ドラマ大ヒットおめでとうございます。


ゴールデンカムイ 10 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
↑いつもより変態度が低い(?)代わりに、オモシロ脱獄王白石が快進撃。どっちつかずのコウモリだと思っていたのに、その心は――が爽快。しかし、主人公が負傷してしまい、これからどうなるのか、続きが気になるラストでした。


アンゴルモア 元寇合戦記(7) (角川コミックス・エース)
↑裏切りと駆け引きの展開。オチ(元寇)は知っているものの、そこへどう話を運ぶのかを予想できない。強敵にどう立ち向かうのか。数日単位で話がすすんでいるにもかかわらず、あいかわらず濃い内容です。


王妃マルゴ 5 (愛蔵版コミックス)
↑ついに結婚したマルゴだが、宗派戦争に巻きこまれてしまい、新婚らしい生活はほぼなし。おまけに兄王が崩御して、一家と親族の血なまぐさい争いが、という展開。残酷なフランス歴史ものだけど、登場人物がみな生き生きしているから、楽しんで読めます。
あと、ポーの一族 ~春の夢~ (フラワーコミックススペシャル)が発売されているのが一番の驚き。40年近く経って、まさかの続きがあるとは……。リアルタイム読者だった方々の感動しているレビューが濃い。


海街diary 8 恋と巡礼 (flowers コミックス)
↑すずちゃんが大きく成長した8巻。……ということは、あと1巻が2巻ぐらいでラストなのかな? 一昔前の人情ものが心地よい作品です。
posted by 夏 at 21:01 | TrackBack(0) | コミック(少年・青年) | 更新情報をチェックする

2017年02月26日

坊っちゃんの時代 全5巻


坊っちゃんの時代 : 1 (アクションコミックス)
<明治>という時間軸に交錯する群像を、関川夏央の気鋭の原作を得て、名手・谷口ジローが渾身の力で描いた話題作。歴史上の人物たちの同時代的邂逅が意表を突く!!

夏目漱石が主人公で、小説坊っちゃんができるまでの日々。
あらすじと表示でお堅いイメージしがちですが、内容はおちゃめな漱石さんがたっぷり出てきますw そして当時の明治の文豪や歴史的人物がたくさん登場し、ときにすれ違うというノン・フィクションっぽい雰囲気が面白い。教科書で知ったあの人はこんな生き方をしていたのか、とユーモアとシリアスを交えて描かれてます。

全5巻のうち、かなり意外だったのが石川啄木。働けど働けどわが暮らし楽にならず、という印象が強いのですが、じつはとても浪費家で女好き。しかも愛想がとっても良くて忘れっぽいものだから、借金がどんどん膨らんでしまいます。だから毎日、どう金策するのかばかり。
生前は文学者として無名だったのもあって、漱石や白秋らを羨む描写が人間らしいです。若くして亡くなりますが(それは作中には描かれず)、奥さんと娘さん、啄木の詩集が売れてよかったですね、としか言いようがないぐらいのクズっぷりでした。

ほかに森鴎外と舞姫エリスとの苦い恋や、飼い猫を失った漱石が臨死する話、大逆事件にまつわる明治の人々と不安、が芸術的に描かれています。やや難解で読み手を選ぶ作風ですが、明治や文学者に興味があればおすすめです。
ただし、ストーリー的に弱い部分があって、オチがない話が多いんだけど、これは明治という時代を読む作品なのでしょう。一コマ一コマからあふれる明治の人々の生き方をじっくりと楽しめます。

その他読んだ漫画


↑初々しいとしか表現しようがないほど、かわいいパリヤとウマルの恋! こんな幸せそうなカップルいるのか、思うほどラブ全開でした。今で言うコミュ障のパリヤちゃんが幸せになるのが本当にうれしくて……。同じ思いをしているのは私だけでないはずw
当時のムスリムの価値観がところどころにあって、未婚の男女が一緒に出かけることすらタブーなのが歴史を感じました。乙嫁の世界ではそれも緩く描かれているから安心できるけど、現在も変わっていないのを思うと複雑です。


↑伊藤の元雇い主であるマリーズ氏が気になる終わり方でした。ひとくせありそうな氏と伊藤には何が合ったのだろうか。原作を読みたくなるも、バード女史視点だからそれは書かれてないのかな? どの資料をあたっているのか気になります。
バード女史がかわいい。写真のイメージ(中年だし)とぜんぜんちがうけどw


↑本編はあまり進まず、番外編が多かった。どのお話も飛行機マニアっぷりが伺えて楽しいです。あい変わらずのマリア嬢の豪快ぶりにすっきりします。次出るの一年後でしょうか……長いな(^_^;)
posted by 夏 at 19:30 | TrackBack(0) | コミック(少年・青年) | 更新情報をチェックする

2016年12月04日

天の血脈

B01M628S28天の血脈(8) (アフタヌーンコミックス)
安彦良和
講談社 2016-10-21

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え、完結?! もう少し続きそうな流れだったのに……。
というのが一番の感想でした。もともとその予定だったのか、それともあまり人気がでないために打ち切りになってしまったのか……。浦島太郎的なラストにはびっくりして、がっかりというより、複雑な読後感です。

話を無理にまとめようとしたためか、神代パートがほとんどなく、結局ご先祖様(?)たちは何のために、主人公の前に現れたのか疑問のまま。
古代と近代の謎を追うという壮大なスケールの前半。後半は政治的陰謀に巻きこまれます。
そして古代、天皇の血統は朝鮮半島とつながっているのでは、という証拠が発掘されるのですが、その謎を隠蔽するため、命を狙われ――。
おそらく、日本に帰国したあと、さらなる陰謀に巻きこまれる予定だったのでしょう。
残念なラストですが、珍しいテーマを扱っているのと、キャラが良かったので満足です。レビューつけるなら、★4。

明治時代の名士や政治家が登場するめずらしい作品です。当時の満州や朝鮮が舞台に興味があれば、おすすめの作品です。
ただ、ラストが納得できない可能性があるので、その点を考慮して読んだほうがいいかもしれません。
posted by 夏 at 15:43 | TrackBack(0) | コミック(少年・青年) | 更新情報をチェックする

2016年10月01日

ペット リマスター・エディション+その他

B00SXTPAGEペット リマスター・エディション 1<ペット リマスター・エディション> (ビームコミックス)
三宅 乱丈
KADOKAWA / エンターブレイン 2015-02-06

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評判だったので読んでみました。電書カドカワ半額祭りだったし5巻で完結していたのでなんとなく。
今まであまり読んだことのないジャンルの内容でした。気功を原点とした超能力の持ち主と、その雇い主たちの愛憎と攻防劇です。絵柄も今風のキレイ系じゃなくて、ラフで力強いです。だから好き嫌いが別れそう。
読後感はよかったです。ただ、あとがきでこれは第二部とあったからでしょうか、若干、もやもやするというか、これから彼らはどうなるんだろうか、という消化不良。それでも、テーマとしての物語はきちんと完結しているので、読み応えがありました。
人間の生と死、そして人生の最良――ヤマと、誰にも知られたくない過去――タニという表現がうまいな、と思いました。それらをビジョン化しながら、ひとりの人間の心に入り込んで、彼らは闘います。ヤマを塗り替え記憶を改竄し、ヤマをくずして潰したりもします。
そんな闇の仕事に関わる彼らの人生がドラマチック。そのなかで一番、印象的だったのが小悪党だと思っていた古株社員、桂木。彼の意外すぎる過去がラスト近くに出てきます。伏線になっていたとは!
サイコ系サスペンスと若干BLっぽい設定が好きならおすすめです。
(レビューでは傑作、というコメントがたくさんありますが、個人的な感想としては★4レベルでした。どろどろな人間関係ものがあまり好みでないからかも……汗)

B01K19804Cアンゴルモア 元寇合戦記(6)<アンゴルモア 元寇合戦記> (角川コミックス・エース)
たかぎ 七彦
KADOKAWA / 角川書店 2016-08-26

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↑半額じゃなかった、残念。裏切り者の登場でますます展開が気になります。元寇、あと三日でどうやりすごすのだろう?

B01KNLFHAIあれよ星屑 5巻<あれよ星屑> (ビームコミックス)
山田 参助
KADOKAWA / エンターブレイン 2016-08-25

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↑徳太郎の義姉との関係が気になりつつも、ストリップ劇場の猥雑さと開放感が面白かったです。いかにも昭和テイストな戦後描写が好みな作品。内容は清々しいぐらいの大人向けですw

B017QP1F5A狼の口 ヴォルフスムント 7巻<狼の口 ヴォルフスムント> (ビームコミックス(ハルタ))
久慈 光久
KADOKAWA / エンターブレイン 2015-11-14

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↑公弟レオポルドと戦う自由反乱軍(農民)たち。ひとつの悲劇としてまとまった内容。新たな強敵に、ヴァルターはどう挑むのか? ……という思わせぶりなラストでした。あい変わらず容赦ない残虐シーン満載と、戦死する主人公にブレがない作品。

B01IQYKNOOゴールデンカムイ 8 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
野田サトル
集英社 2016-08-19

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↑また出た、強敵――じゃない、変態がwww シリアスなのに笑いがたっぷりすぎ。でも、さくっと死んでしまったり残酷シーンも目白押し。北海道の大自然が美しく描写されて、読みどころたっぷりでした。今、一番続きが楽しみなマンガ。

B01JY4SIBKダンジョン飯 3巻<ダンジョン飯> (ビームコミックス(ハルタ))
九井 諒子
KADOKAWA / エンターブレイン 2016-08-12

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↑失速することなく、ダンジョンの奥深くに進んでいきます。ゲームっぽいと思っていた世界観にも、きちんと背景があることがわかって、作品としての奥行きを感じさせます。もちろん、モンスター料理も楽しみ。

B01K1T8V5Uガーフレット寮の羊たち 6 (プリンセス・コミックス)
もとなおこ
秋田書店 2016-03-16

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↑紙本では完結していたけど、なかなか電書にならなかった作品。ようやく読めて感激でした。いつにもまして、さわやかな少年たちの友情に心温まります。少女漫画だけでなく、日本のサブカルでは滅多に描かれない紳士になる少年をテーマにした作品です。まだまだ続いてい欲しかった……。でも意外な人物が登場したあのオチは面白かった!(寄宿学校を舞台にしたBL系ならあるんですけどね。需要の問題でしょうか、私の知る限り、正統派はほとんどないです)
posted by 夏 at 19:09 | TrackBack(0) | コミック(少年・青年) | 更新情報をチェックする