2016年07月17日

ベルセルク 38 他

B01GZH4AGQベルセルク 38 (ヤングアニマルコミックス)
三浦建太郎
白泉社 2016-06-24

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変貌を遂げた世界で、安全な土地を求め旅に出たリッケルトとエリカは魔物に襲撃されたところを新生鷹の団に救われた!導かれるがままに辿り着いたのは白き鷹グリフィスが君臨する都ファルコニアだった。グリフィスと鷹の団への複雑な想いを胸に秘めたリッケルトは…。一方、海神の危機を脱したガッツ一行はキャスカの身の安全と、精神の回復の望みをかけパックの故郷、妖精島へ向うのだった。

ほぼリッケルトが主人公。
ようやく読めた続きはとっても面白かった!!!
最後の話でついにガッツ一行が妖精島に到着するので、いよいよクライマックスへ向かうのでしょうか。そうあって欲しい。
20年以上も読み続けているから、できれば数年以内にラストに到達して欲しい。背景少しぐらい手抜きでもいいから……。

その他、最近読んだマンガ

B01DDOQ7H4ゴールデンカムイ 7 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
野田サトル
集英社 2016-04-19

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壮絶なひとくいヒグマとの闘い!
残酷なシーンてんこもりですが、あいかわらずシュールなギャグとの落差に笑えます。
まさかのBL展開w 杉元のしらけ顔で〆るラストがシュールすぎw
あと競馬のあれこれのうんちくが歴史マンガらしくてよかった~!

B01FCT0YVSふしぎの国のバード 2巻<ふしぎの国のバード> (ビームコミックス(ハルタ))
佐々 大河
KADOKAWA / エンターブレイン 2016-05-14

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1巻より絵が洗練されてました。
あえて難儀な道程を選ぶのがバード女史らしい。そしてあまり知られていない明治時代の裏日本――新潟の貧しい現状がこれでもかと描かれていました。
北海道に到達するまでまだまだかかりそうですが、先が楽しみな作品。
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2016年05月06日

安部窪教授の理不尽な講義 全2巻

B00BH94824安部窪教授の理不尽な講義(1) (ビッグコミックススペシャル)
滝沢聖峰
小学館 2006-06-30

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この世に起こる“森羅万象”“魑魅魍魎”すべてに明解に答え、知識の極北に立つ男・安部窪太教授。優雅なティータイムをこよなく愛する男が不可解な事象に挑む、怪奇現象解明ミステリー!!

女流飛行士マリア・マンテガッツァの冒険が面白かったので、別の作品を購読。これも面白かったです。
まず安部窪教授のキャラがいい。無愛想、堅物、厳格で学生たちから恐れられているのに、教授を慕う主人公沢田と宮嶋には父親のような存在。まったく笑わなくても、彼なりに学生を好いているのがわかります。

内容はシュールなギャグ寄りで、超常現象をこれでもか、とばっさり否定するのがかっこいい。その超常現象をテレビ局がとくダネとして放送するのが笑えます。宗像教授シリーズに少し雰囲気が似てるなーと思いました。
読みきり短編シリーズなのもあり、気軽に読めるのもよかったです。

ヒロイン宮嶋さん。当初は真面目な教授のアシスタント風だったのが、だんだん行動的でかわいくなってます。画風の変化も楽しめます。ただ、教授はまったく変わらないのが笑えますがw
独身なのかと思ったら、まさかの娘登場。しかし全然似ていない……。
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2016年05月05日

女流飛行士マリア・マンテガッツァの冒険 1~2巻

B00WW8ISF2女流飛行士マリア・マンテガッツァの冒険(1) (ビッグコミックス)
滝沢聖峰
小学館 2015-03-04

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第1次世界大戦は航空機のめざましい進歩と、銃後の女性の社会進出を呼び覚した。新時代の空を駆ける女性パイロット、その名はマリア・マンテガッツァ!
行方不明の英国諜報部所属の父を求めつつ、危険な空域も、美しい天空も、さらなる冒険をいとわず、今日もそして明日も、飛びます!

ポイント期限が切れそうだったので、なんとなく探して見つけたマンガ。時代と雰囲気が好みだったのでサンプル読んで即購入。久しぶりの大当たりでした!

第一次世界後のヨーロッパと中東、アフリカを舞台に、郵便複葉機を自由自在に操って冒険する主人公がかわいい。そしてかっこいい。全盛期より活躍しているとはいえ、まだまだ女性蔑視が強い時代のなか、美貌と機知と勇気で、困難を乗り越えます。
それでいてシリーズ短編なので、話がまとまっていて読みやすい。登場人物も往年の映画のように、みな爽やかだから読後感も良いです。

あと、歴史ものが大好きなのが、作品からバンバン伝わってきて、読んでいるほうも描写のあれやこれやに釘付け。社会が機械化する黎明期のレトロ感満載。
少し大人向けの冒険活劇マンガです。20世紀初頭ごろの歴史ものがお好きなら、とってもおすすめします。もちろん、そうじゃなくても、楽しめます。あまり知られていないのが残念なほど……。

1巻と2巻のあいだが丸一年空いていたから、3巻は来年の春かも。待ちきれない……(^_^;)
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2016年04月02日

虹色のトロツキー 全8巻

B012NWOCPG虹色のトロツキー (1)
安彦良和
潮出版社/usio publishing 2015-07-31

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幼い頃に記憶と家族を失った日蒙二世の青年・ウムボルトは、赤化運動の折、憲兵に捕まり拷問を受ける。しかし、関東軍参謀・辻政信によって釈放され、日本軍統治下の満州に建てられた建国大学に入学する事になった。そこで、ロシア赤軍を創ったトロツキーが父の知り合いであること、自分はトロツキーを招き入れる為に軍上層部の思惑によって学校に入れられた事を知らされる。旧満州を舞台に日本軍の政治的陰謀に巻き込まれながらも、強く生き抜く青年の物語が今はじまる。

あらすじのラストは違います。戦争もので主人公が将校になるので、予想のままでした。期待したらがっかりすると思うのであえてネタばらししました(^_^;)

日中戦争直前後の満州が舞台。前半は父がトロツキー計画に関わったことによる、陰謀に巻き込まれ翻弄される内容。
後半は否応無しに戦争へ突入していく日本と満州の兵士たちの悲劇です。
当時のことをよく調べてあって、共産主義が理想の世界と信じるひとびとと、赤化しそうな中国を警戒する関東軍の描写が素晴らしいです。いろいろな意味で(人間の業がよく出ているシーンとか)。生き生きした登場人物たちが、激変する満州のなかを生き抜いていきます。

最後まで読んで思ったのは、結局、理想主義が国を滅ぼしてしまうのだなーということ。
いくら崇高な理念を掲げ、実行しようが、現実に即していないと必ずといっていいほど、歪みが生じてしまいます。
そのほころびから飛び出すように、貧しい人々が匪賊になったり、元王族たちが日本軍を利用しようとします。そして複雑化していき、泥沼、戦争……。すでにそのころから、ソ連のほうが兵器が近代化していたのに、よくあのアメリカと太平洋戦争したなー、と当時の無謀さもわかります。これもまた理想が先走った結果なのでしょうか。

父親はだれに殺されたのかはラスト直前でようやくわかるのですが、謎解きよりも日蒙ハーフの主人公ウムボルトの生き様に圧倒された読後感でした。
強くてまっすぐな生き方がとても美しいです。まさしく理想の少年。
もっと若い時に読んでおけばよかった、素晴らしいマンガ。
posted by 夏 at 17:07 | TrackBack(0) | コミック(少年・青年) | 更新情報をチェックする

2016年03月05日

天の血脈 他

B00LGA0Q3O天の血脈(1) (アフタヌーンコミックス)
安彦良和
講談社 2012-08-23

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時は1903年。日露戦争開戦の半年前、朝鮮半島に近い満洲の地に日本からの学術調査隊がいた。彼らの目的は「好太王碑」。古代朝鮮半島の歴史、日朝関係を記したとされるこの碑文の研究のため、嬉田(うれしだ)教授率いるこの調査隊に参加していたのが、本編の主人公、一高の学生・安積亮(あずみ・りょう)である。まだ何者でもない自分に悩む安積が研究自体に疑問を持っていたところ、調査隊は馬賊による襲撃を受けた! 果たして彼らの運命は――!?

貴重な近代満州を舞台にしたマンガ。そのジャンルそのもの滅多にないのもあって、見つけたときは嬉しい。
ただ歴史的真実は読み手によっていろいろ思うところが出てくると思う内容。昔のことだし、これといった正解もなく、歴史ファンタジーと思って読めば問題ないかもしれません。
純粋な心を持った少年が、事件や出生の秘密に翻弄されながら成長するだろうお話です。安彦氏の描く少年はいつも心が美しくて純粋で傷つきやすいけど、乗り越えていく強さがとても好きです。ひねくれていないところがいいなーと。
6巻まで読了。続きが楽しみ。

その他読了したマンガ。

B01ABUE0UEゴールデンカムイ 5 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
野田サトル
集英社 2016-01-19

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↑谷垣かっこいい! そしてあいかわらずのグルメっぷりと、ぶっ飛んだギャグとの融合が面白かったです。
あと辺見の変態ぶりがすさまじい……。今でいう快楽殺人犯タイプですね。怖いのに笑えるのがすごい。
posted by 夏 at 19:07 | TrackBack(0) | コミック(少年・青年) | 更新情報をチェックする